Maika'i！motocoのハワイアンキルト制作日記

M's Hawaiianquilts制作日記にようこそ♪


楽天快勝！
もう、にわかファンのワタクシ、喜び炸裂です。
しかし今日は、野球中継の頃に娘①号の学校に行く用事が…残念っ！



先日、滋賀県立近代美術館で開催中の柳宗悦展─暮らしへの眼差し─

に行ってきました。




今回の展示内容は、日本民藝館の収蔵品が中心なんだそうで、

個人的には今年の県美で一番心待ちにしていたものです。



「民芸運動の創始者にして、優れた思想家」って言われてもピンとこない方も

おられるかも知れませんが、民芸（民藝）というジャンル（というか概念）

を作り出された方です。

「民藝（民芸）」好きなので、かなり期待して行ったのですが、

なんと、期待以上に素晴しいものでした。

展示内容は多岐にわたり、バーナード・リーチや河井寛次郎は勿論、

日本各地の焼き物や染織、朝鮮王朝時代の美術工芸品、アイヌや台湾

それに沖縄の「やちむん」や紅型等々、あらゆる年代・ジャンルの

「生活の中にある美」を見る事が出来ます。

私はどうしても布系の物と模様や紋様に目がいきがちなのですが、そんな

「大好物」も沢山あり、いちいち釘付けになってしまいました。

ちょうど今キルトで「紋」を制作中なので、とても良い刺激です。

やはり本物の持つ力ってすごい！と。


私はここ数年、「花鳥風月」と「シンメトリー」をキーワードに、

世界共通の「美」について考える事がとても多いのですが、

その、「正解のない答え」のヒントをたっぷり頂けた感じです。



本当に、今回の展示は超がつくほどお勧めです！

これだけの規模のものはなかなか見られないと思うので

民芸好きの方も民芸って何よ？の方も、是非一度ご覧に

なって頂けたら、と思います。


11月24日まで。



そうそう息子さんの宗理さんのカトラリーやら、おやかんやらは
展示だけでなく館内のショップでも販売されています(^^)。
バターナイフを愛用してますが、なんとも良いのです、さすがに。








滋賀・京都のハワイアンキルト教室
M's Hawaiianquilts***エムズハワイアンキルト***
http://ms-hawaiianquilts.jimdo.com/

今回、個人的に少し残念だったのはポスター。
内容が多岐に渡るため、仕方がない事なのかも知れないけど
展示の素晴しさが広く一般の方には伝わってないんじゃないかと
勝手に心配していますが、どうなんでしょ…。